2年造園緑地科

10月24日(金)、令和7年度AKITA DXハイスクール・ラボラトリー事業を利用して、東成瀬村に建設中の「成瀬ダム」を見学しに伺いました。

成瀬ダムは、雄物川水系成瀬川に建設されているダムで、洪水被害や農業・生活用水の水不足への対策といった「治水」を目的として建設されており、2027年度に完成予定となっています。

建設現場周辺で身近に得られる石や砂れき、セメント、水を混合してつくるCSG(Cemented Sand and Gravel)を用い、堤体の上流・下流面が同じ勾配をもつ台形型の「台形CSGダム」という構造で建設されています。完成後は同型式のダムで日本一の大きさとなるそうです。

また、約7,850万㎥の水を蓄えられるということで、洪水調節、農業用水の補給、水道用水の供給、発電、景観の保持など、人々の安全で豊かな生活を守るダムとして期待されています。完成が楽しみです!

〈令和7年度AKITA DXハイスクール・ラボラトリー事業の目的〉
これからのデジタル社会で活躍するために必要となる論理的思考力、提案・課題解決能力等の資質・能力を身に付けた人材を育成するため、理数・デジタル等の成長分野の学部へ進学する生徒の増加又は企業等のDX化や成長産業を支える人材の増加に資する取組を推進する。